ECUダイアグ

Last Update:2002.09.08


2002.09.08 (74216km)
最近トラブルが多かったのですが、皆様より診断テスタ(ELETE)でのチェックを受けられてはなどアドバイスを頂いておりました。
取り敢えずECUのログ確認をやってみました。
この診断テスタを使用しないログ採取術は先人の方々のナイスなアイデアで頭がさがります。
ログの読み出しは、運転席足元上のヒューズが装着されている横にある診断テスター用のコネクタを使用します。
BXORG , あばん・ぎゃるどさんを参考にさせて頂きました。




拡大画像
(45k)



ログの読み出しは、コネクタのC3ピンをアースにショートさせることにより可能となります。
ログ(エラーコード)はメーター横にあるエンジン警告灯を使用して表示されます。
C3ピンとは、1桁目はコネクタ左よりA、B、C、2桁目は奥より1、2、3の順で、結局「一番右の奥から3番目のピン」となります。
なお、ピンは平べったいタイプで、また隣と接近している為、画像のように細い被覆付きのケーブルに絶縁チューブを付けてピンに取り付けるようにしました。
また、アースポイントはすぐ横にあるドアヒンジとしました。


 拡大画像
  ケーブル加工 (17k)
  ケーブル装着 (41k)


さて、手順です。
キーをONの位置にします。
エンジンをかける必要はありません。
数秒で表示が落ち着きますが、この時点でエンジン警告灯は点灯状態のはずです。
ここからログ取り出しの作業です。
C3ピンから引き出した線をドアヒンジに3秒間ショートさせて離します。(約3秒間で、厳密で無くても大丈夫なようです)
するとエンジン警告灯がいったん消灯し、3〜4秒後に2回に分けて点滅します。
この1回目の点滅がエラーコードの1桁目、2回目の点滅が2桁目のエラーコードとなります。(エラーコードは2桁です)
これで1つめのエラーコードの読み出しが完了です。
続いてもう一度3秒間ショートさせます。
2つめのエラーコードが取り出せます。
これを繰り返すことによりすべてのログを読み出せます。
なお、エラーコード「12」は、診断開始を示しており、「11」は診断終了を表しております。
つまり、何も障害記録が無い場合は「12」「11」の2つのエラーコードが読み出されることになり、障害記録がある場合は、「12」「11」の間に表示されることになります
ウチは「12」「11」で終了しましたので、健全?のようです。
ログの読み出しが完了したらキーをオフにして終了です。


キーをONで上画像表示となり、数秒で真ん中の画像のようになるはずです。
白○がエンジン警告灯。
ログ読み出し時には、下画像のようにエンジン警告灯が消えたり点滅したりして、エラーコードを表示します。

なお、ウチでは「12」「11」で終了しましたので、エラー無しとなっておりました。
上記手順は実施確認しましたので記載しましたが、エラーコード情報元(トレーニングマニュアルらしい)がウチにはありません。(悲..
あばん・ぎゃるどさんのここを推奨します。 <− 完全他力!